会話とひらめき

 コロナ禍、親戚や友人との会話が激減している。このまま付き合いが消え入りそうな気がしないでもない今日この頃である。『ひらめき脳』(茂木健一郎 新潮社 2006年)の中に、次なる文章を見つけた。

 <会話はひらめきの連続> また、普段の何気ない会話も、「ひらめき」にとって非常に重要な要素です。確かに何かを伝えたいという気持ちがないと、人間の脳は本気を出さないようになっています。普通の人が経験する最も身近なひらめきというのは会話です。もっと言えば、会話というのは、ひらめきが連続して起こっている状態ともいえます。その場その場で言葉が次々と出るわけですから。

 とにかく、意識して声を出そう。そして、友人と話をして、ああでもない、こうでもないと喋り、萎縮している自分の脳を活性化させよう。喋る意欲こそが外国語の勉強に欠かせない要素そのものである。