創作する歓び

 今朝のNHKニュースで、長野県在住の女性(80歳)が65歳から紙芝居を作成し始め、集会所で皆さんに披露している様子が紹介された。とても生きがいを覚えておられ、好ましく思われた。

 先日、第68回日本伝統工芸展を鑑賞しに行った。第一線のプロの方達の作品だから、精緻で素晴らしいのは当たり前。だが、とにもかくにも心打たれたのは、ここまでの道のりをいかなる精神的葛藤と共に忍耐強く邁進して来られたのであろうかという点だ。

 総裁賞を受賞された女性は私と同い年であった。彼女の創造力に圧倒された。まだまだこの先、気迫のこもった作品を創造して行く力が渦巻いていることが作品から見て取れた。プロの工芸家達には到底及ばなくても、自分なりに創作行為を継続すれば、自分なりの歓びが得られると信じる。