虚しい言葉

 政治家達が発する、「安心・安全」、「真摯に」、「~に優しい」、「寄り添う」、「身を切る」、等々、の言葉は虚しさばかりが残り、辟易している。総裁選に向けて立候補している人達もまた同じ言葉を連発しているので、誰が首相になろうとも、国民の不信と不満はまだまだ続くであろう。

 つらつら考えるに、我々国民は、安心飴、安全飴、真摯飴、優しい飴、寄り添い飴、身を切る飴、という名前の金太郎飴を配られ、それらを舐めさせ続けられている。その飴の大きさはあまりにも小さく、口の中に入れるとあっという間に溶けてなくなってしまう…….。

 本当の飴ならば、口の中で美味しさが味わえ、喉元にも潤いを与えてくれる。しかし政治家が電波を通して間接的に配る「金太郎飴」からは、何の味わいも感じられず、潤いもない。この際、考えを変えて、自分自身が飴工房をつくり、自分に相応しい飴、虚しく溶けない飴の製造を創意工夫したいものだ。