如月(きさらぎ)

今日から2月、如月(きさらぎ)である。この言葉の由来は諸説あるようだ。

1.寒さが厳しいので、ますます衣を重ね着するから、衣更着。

2.1月に比べると陽気が更に感じられるから、気更来。

3.草木が芽生えて来るから、生更木。

 「如月」という言葉を聞くと、誰しもが西行を思い出すであろう。
願はくは 花のもとにて 春死なむ その如月の 望月の頃

 西行は2月16日に亡くなったそうだ。ただし陰暦だから、現代では1ヶ月遅れの3月中旬。

 いずれにせよ、月があらたまった。気分をさらさらにして、好機を待とう。→ 気更機(きさらぎ)