鬼子母神裏の割烹

 昨日、池袋のデパートへ歩いて行く途中、久しぶりに鬼子母神裏に在る割烹で昼食をとることにした。注文したのは「麦とろ定食 920円」。お膳いっぱいにたくさんの小鉢がついており、ひじきと大豆の炊き合わせもあった。鮪のぶつ、野菜のかき揚げ、そして、味噌汁には麩が浮いていた。とても体に良い食材ばかりで、「和」を感じた。
 料理が出て来るまで時間がかかった。そこで、その間、同じ部屋に居合わせた4組の客達を観察することにした。
1.大学院生らしき若者が二人、大学のことを喋っていた。近くには東京音楽大学が在る。音楽関係の学生だとすると、オンラインの授業はやりにくいだろうなと私は思った。一人がご飯をおかわり(無料)した。
2.若い母親が女の子(2歳くらい)とゆっくりご飯を食べている。喋るのが大好きな娘。母親はきちんと答える。すると、娘はさらに喋る。会話はこうでなくちゃと思いながら、私は二人を観察した。母親はご飯をおかわりした。
3.若い夫婦がスマホをいじりながら、料理を待っている。二人は黙っていた。食事が終わって部屋を出て行く時、女性のお腹が見えた。少しふくらんでいる。来年は元気な赤ちゃんを産んでほしい。
4.私の横のテーブルには、老夫婦が豪華な膳に箸をつけている。ご主人は耳が悪いようだ。だから奥さんは部屋中に響く声で話す。テーブルの真ん中の透明な仕切りなんか全く意味をなしていない。またまたステイホームをしろと政府や都知事が言っているが、あれでは家の中も危ない。