インド洋津波から16年

今朝、NHKのニュースで、2004年12月26日にインド洋津波で被害をこうむったパンガー県の現在の様子が伝えられた。16年前に津波を体験した小学校教師が子供達に津波の際の逃げ方を訓練しているのを見て、その若い教師の熱意がひしひしと伝わって来た。
 だが、いかんせん、子供達は津波を知らない。海岸の木にロープを結んで、ブランコ遊びをしている景色はくったくなくて可愛い。
 災害はいつ襲って来るかわからない。場所も選ばない。災害に遭遇するということは、願わくば有ってはほしくないが、もはや運命だ。日頃からの訓練や心構えで、非常事態に対処するしかない。
 一方、コロナは日常化し始めている。延々と自粛生活を強いられるのは楽しくない。自分で愉しみをみつけないと、生きる力が湧いて来ない。「自粛」という暗い言葉を、「自愉」に変えて、プラス思考で過ごしたいものだ。