シジュウカラ語

 昨日、日本野鳥の会東京支部から『ユリカモメ 2020年11月号』が届いた。その中に、平中直也氏による「Covid Quarantine Birding 第5回」として、シジュウカラの言語能力に関する記述が有った。氏は<僕の勝手な想像&妄想>と前置きしながらも、次なることを書いておられる。
 ーー シジュウカラ語では、鳥類は自我を持ってないから、たぶん主語はYouとItに相当するものだけしかない。形容詞はたぶん少なくて、甘い/苦い、明るい/暗い、安全だ/ヤバイ、といった最低限の単語だけでしょう。よってシジュウカラ語では、主に名詞と動詞と形容詞の組み合わせで言語が成立している。
 例: 「木の実」+「甘い」+「こっち来い」→ 食事
    「ヘビ」+「来る」+「ヤバイ」→ 警告
    「メス」+「可愛い」+「こっち来い」→ 欲望

 こういうのを知ると、単純なる言語交換の世界に戻りたくなる。人間が使う言語はあまりにも曖昧模糊としており、最近は特に使い方が偏向しすぎている。「俯瞰的」という表現、実に玉虫色だ。