犀利な目

 昨日、佐伯真光氏(仏教哲学者・僧侶)が書かれた「明治仏教百年の錯誤」(『大法輪』1968年4月号 所収)を読んだ。その中に、<犀利な目で見抜いた>という表現が有った。
 <犀利な>という表現を調べると、①堅く鋭い、例:犀利な小刀、犀利な武器、 そして、②才知で、鋭くものを見る眼が性格、例:犀利な洞察力、犀利な感覚、と書いてあった。
 2020年はコロナ、コロナと言いながら終わりそうな気配だ。しかし、あと2ヶ月余、なんとか精神をしっかりと保持し、頭脳と感覚を研ぎ澄ませようではないか。
 <犀利な>の「犀」は、あの動物のサイだ。この漢字、書くのが実にややこしい。拡大してみて初めて覚えた。愚鈍そうに見えると思っていたあのサイ。だが角は確かに武器の如く堅そうだ。