ใช่ไหม と เข้าใจไหม

 個人レッスンを受けているAさんが、先日の授業で、「ใช่ไหม ~でしょ? そうじゃありませんか?」という付加疑問文と、「เข้าใจไหม わかりましたか?」という疑問文の両方で、頭が混乱してしまった。教えている講師は繰り返して発音し、なんとか理解させようとするのだが、どうしてもうまくいかない。
 そこで、私が間に入った。何故ならば、私にはAさんの混乱がわかったからである。
ใช่ไหม は、カタカナで書くと、チャイマイ。そして、เข้าใจ は、カオジャイ。しかし、日本人の耳には、カオチャイと聞こえるから、一般的には、カオチャイと書く。これを疑問文にすると、เข้าใจไหม カオチャイ マイとなる。
 Aさんはタイへ何度も行っておられるから、「カオチャイ マイ わかりますか?」は知っている。だが、「カオチャイマイ」と連続して聞こえるから、なぜ、チャイマイと言われるのが不思議でならなかったようだ。
 結局、Aさんの混乱のもとは、「ใช่ チャイ」と「ใจ ジャイ」が同じ音としてしか聞こえていないということだ。