最新のタイ語表現

 昨日、「タイ語中級 18:00」の授業が始まった途端、指輪先生が最新のタイ語を白板にお書きになった。「ทัวร์ไฟไหม้」
これは、「ツアー+火事」というタイ語だから、訳すと、「炎上ツアー」になる。
 今、タイでは日本行きのツアー(3泊4日)が8千バーツから募集されているとのこと。果たして、どれくらいのタイ人がツアーに参加するであろうか? 何故ならば、日本からの帰国者には厳しい検疫が待ち構えているからである。
 今年は日本でもゴールデンウィークの飛行機代が非常に安いと聞いている。出かけて行かないと損な気分だ。だが、2~3ヶ月先の情勢がどうなっているか、その予測が難しい。
 いずれにせよ、自己責任、及び、健康管理をしっかりして、どこへでも飛んで行けるようにしておこう。

講師も生徒も元気です!

今日(2月19日)は、2020年(令和2年)の正月から数えて第50日目です。新型コロナの事態が発生して、2月は全く楽しくない日々が続いています。東京に住んで55年になりますが、どこかに疎開をしたい気分です。
 しかし、タイ人講師達は皆さん元気だし、生徒さん達も皆、元気です。泰日文化倶楽部はいつもと変わらず、恬淡として授業が進んでいます。となると、主宰者である私も東京にとどまって、タイ語教室を続けなくてはならないと、自分を𠮟咤激励しております。
 昨日は生徒さんからマスクを頂戴しました。とても嬉しかったです。何故ならば、私のもとにあるマスクがあと5日で切れそうになっていたからです。これで、3月上旬までは大丈夫。
 昨日、使ったタイ語のテキストに、「บ้างาน 仕事亡者」という表現が出て来ましたが、私のところには仕事が次から次に舞い込んで来ます。どうしても断るわけにはいきません。同じく、「หัดปฏิเสธ 断る訓練をしなさい」という表現が出てきました。なかなか実行できそうにもありません。

優しく教える

生徒さんの一人はタイ文字が苦手である。仕事が忙しすぎて、タイ語の勉強に集中することができないらしい。しかし、退会することはしない。だから、私も出来る限り、彼に補講をしてあげることにしている。
 先日は、ノートに基本的な単語を書かせた。単語はある程度、覚えているから、あとはそれをタイ文字に表していけばよいだけだが、どうしても食わずぎらい、いや、書きぎらいな部分が見られる。

 1.食べる กิน2. 寝る นอน3. 行く ไป 4. 来る มา
5.持つ มี 6. 働く ทำงาน  7. です เป็น  8. 死ぬ คาย

彼は猫が好きだから、続けて書いてもらった。ついでに、象や鶏や魚も追加した。

 9.猫 แมว 10.象 ช้าง11.鶏 ไก่ 12. 魚 ปลา

 これらの易しい単語を、優しく教える自分を看て、昔のスパルタ教師とは随分と変わったなあと思った。だが、これはこれで面白いではないか!

優しく教える

生徒さんの一人はタイ文字が苦手である。仕事が忙しすぎて、タイ語の勉強に集中することができないらしい。しかし、退会することはしない。だから、私も出来る限り、彼に補講をしてあげることにしている。
 先日は、ノートに基本的な単語を書かせた。単語はある程度、覚えているから、あとはそれをタイ文字に表していけばよいだけだが、どうしても食わずぎらい、いや、書きぎらいな部分が見られる。

1.食べる กิน2.寝る นอน3.行く ไป 4.来る มา
5.持つ มี 6. 働く ทำงาน  7. です เป็น  8. 死ぬ ตาย

彼は猫が好きだから、続けて書いてもらった。ついでに、象や鶏や魚も追加した。
9.猫 แมว 10.象 ช้าง11.鶏 ไก่ 12. 魚 ปลา
これらの易しい単語を、優しく教える自分を看て、昔のスパルタ教師とは随分と変わったなあと思った。だが、これはこれで面白いではないか!

今日の宿題

今日は短文をタイ語に訳してみてください。

1.バレンタインデーの朝、玄関の呼び鈴が鳴った。
2.宅急便を運んで来たのは話し方がはっきりとした女性であった。
3.品物は神楽坂の有名チョコレート。姪が高崎のデパートから送って来た。
4.高級チョコレートはあまりにも美しく、食べるのがもったいないので、一日一粒、食べることにした。
5.そのチョコレートの名前は「サンク エトワール 5つの星」。
6.ショコラティエはピエール・ルドン氏。1994年の世界大会で最年少で総合優勝。
7.ルドン氏はタンザニアのカカオを使用し、1粒につき50円を、タンザニアの子ども達のために教室を作るため寄付している。
8.これまでに4つの村の小学校に、16教室を寄贈したそうである。

中国語講師と書道

昨日、「旅する中国語 土曜日14:30」のクラスを見学した。中国語講師は早稲田大学大学院生である。彼女は春休みに河北省に帰省すると言っていたが、情勢が情勢だから東京にとどまることになった。
 彼女はいつも授業の20分前に教室に来て、その日に習う中国語の文章の例題を5文ほど白板に書く。漢字がとてもしっかりとしていて、品があるので、すばらしいと思っていたが、昨日、その秘密がわかった。
 彼女は留学生活中、部屋で「道徳経」を写経しているそうだ。写真を見せてもらったら実に立派。それをラインしてもらい、私は一字一字、もう一度、じっくりと見た。そして、私の茶道講師にラインで送った。何故ならば、彼女は漢詩を書いて、毎年、書道展に入選しておられるからだ。返信には次のように書かれてあった。
 「起筆がしっかりしていますね。やはり筆の文化が身体に備わっているからでしょうね」

今日の宿題

元タイ人講師から次なるタイ語の文章が送られて来ました。和訳をしてください。訳しやすいように、文章を切って、箇条書きにしました。

๑. ฝากแชร์ต่อ ให้ ทุกคนได้รับรู้
๒. เนื่องจากเชื้อไวรัสโคโรน่ามีอายุในการฟักตัว 0~24วันภายหลังติดเชื้อแล้ว จะไม่แสดงอาการใดๆ
๓. แต่เซลล์ปอดจะเริ่มกลายเป็นผังผืดจนถึงวันนึงเกิดตัวร้อน มีไข้ มีไอ
๔. เมื่อไปตรวจร่างกายที่โรงพยาบาล ถึงตอนนี้ปอดถูกผังผืดยึดไปกว่าครึ่งแล้ว ถึงตอนนั้นจะสายเกินไป
๕. ผู้เชี่ยวชาญแนะนำให้ใช้วิธีตรวจสอบปอดของตัวเองให้หายใจให้ลึกๆๆที่สุดเข้าไปค้างไว้ที่ปอด กั้นหายใจสัก10วืนาทีขึ้นไป
๖. ถ้าหากทำได้โดยไม่มีอาการเช่นไอ แน่นอก หรือ ไม่สบายในส่วนของหน้าอก อาการปกติอเช่นทุกวัน ขอแสดงความยินดีด้วย
๗. แสดงว่าปอดยังไม่มีการสร้างผังผืด แสดงว่าไม่มีการติดเชื้อ
๘. ในเวลาวิกฤติเช่นนี้ ขอให้ทุกท่านตรวจสอบตัวเองทุกเช้าในที่อากาศปลอดโปร่งครับ

岩田慶治の東南アジア観

『人類学的宇宙観』(川喜田二郎+岩田慶治 講談社現代新書 昭和50年)の中に、岩田先生が次なる考えを述べておられる。長い引用になるが、その一部は以下の通りである。
 「ベネディクトのいうように、西欧の罪と罰という文化に対して、日本は恥の文化だという。ぼくはもっと正確にいえば、日本と東南アジアあたり、ああいう湿潤熱帯を含む東アジア地域の文化は、恥の文化というよりも、むしろ、罪のない文化ということができると思う。その罪のない文化というのは、自然寄りかかり型で、自然というものがしだいにその力を弱めたところ、そこから文化が始まっている。文化から見れば、文化がしだいにその色彩を薄めていって、そこから自然がはじまっている。互いにまざり合っているといってもよい。そういうところがありますね」
 世界はいずれの国も魅力が有る。東南アジア諸国も然り。言葉を通して、しっかりと学んでいきたい。

豪邸というタイ語

昨日の「タイ語中級 水曜日18:00」の授業で、指輪先生が白板に「คฤหาสน์」という単語を書き、生徒達に向かって「皆さん、読めますか?」と尋ねた。中級クラスだから読むことはできたが、その意味はわからない。
 そこで、指輪先生がバンコクの豪邸に住む一人の女性(80歳代)をスマホの画面に出してきて、豪華な調度品と若いツバメ達に囲まれた彼女の生活ぶりを延々と話してくださった。便器までが純金でできていた。「まるで秀吉だあ」と生徒。
 上述の単語(คฤหาสน์)が「豪邸」という意味であることがよくわかった。
 「豪邸であることの条件は何でしょう?」と指輪先生が訊いてきたので、「美術館もあること」と私が答えると、「そうです。骨董品の蒐集がすごいんです」と指輪先生。
 คฤหาสน์の2番目に出てくる「ฤ」という文字は「仙人 ษ ฤษี」というタイ文字の名称の中に登場してくる。仙人は洞穴に住むとされているのに、何とまあ、「豪邸」とは!
 余談=その女性をよく見ると、仙人に見えてきたから、あら不思議。

星麩

今朝、NHKのニュースで、星形の焼き麩を学校給食に取り入れると、子供達が喜んで食べている光景が紹介された。ネットで調べると、日本橋の老舗が発案した星形の焼き麩は1988年にすでにお目見えしている。おお、泰日文化倶楽部と誕生年が同じだ。
 昔の麩は大きかった。汁を吸い込んだ麩は熱すぎて食べにくかった。そして、色も悪かった。精進料理に使われる食材のイメージが強すぎて食指が動かない。しかし、現在は、星形以外に、ハートや梅の形もあるそうで、それなら夢が広がる。主役をはる食材ではないが、ワンポイントの効果は認める。
 食べ物も品物も、いずれは飽きてくるものである。それを避けるために、形や色を変えて、気分を変えることは大切だ。語学の勉強もマンネリに陥らないよう、工夫をして、変化をつけよう。