寅さんと渥美清

 昨日の『徹子の部屋』に登場したゲストはあの山田洋次監督(88歳)。もうすぐ封切られる新作映画「男はつらいよ お帰り寅さん」の宣伝が目的だが、淡々として渥美清の思い出を語った。
 渥美清は新宿や浅草の映画館で一般人と混じって、自分の映画を見ていたそうだ。そうすることによって、新宿の観客と浅草の観客の笑いの相違点を肌で感じ取っていたとのこと。
 確かに映画館だと観客の反応や共感が如実にわかるであろう。部屋にこもってDVDを再生しても、その感覚は伝わって来ない。
 昨日、買物帰りに雑司ヶ谷にある古本屋に寄ってみた。古本屋が存続していること自体に感謝。そして、ぐるりと書棚を一通り見回すと、最後に、『おかしな男 渥美清』(小林信彦著 ちくま文庫 2016)が鎮座ましましていた。即、購入した。