バイリンガルの家庭

 一昨日、ドイツ在住の御夫妻と食事をした。ご主人は毎年5月に来日しておられるが、奥様は7年ぶりのご帰国だとのこと。ご子息もついて来られていたので、話題がつきなかった。
 もうドイツに住んで48年であると聞いて、気が遠くなりそうになった。当然、息子さんはドイツ生まれ。とても丁寧な日本語を話される。そこで奥様に日本語指導について尋ねたところ、次のように答えてくださった。
 「家の中では日本語だけにしておりました。学校から帰って来た時、息子がドイツ語でペラペラとしゃべるのを聞いた後、それを日本語できちんと言ってごらんなさい、と言って、日本語を訓練させました」
 そのようなご家庭だから、メールの文章もものすごく丁寧である。
 御夫妻は毎回、JALを利用しておられるそうだが、7年ぶりに日本の若い客室乗務員に接した奥様はがっかりされたとか。CAの言葉遣いや返事の仕方があまりにも雑であると感じられたのが理由である。