未来を切り開く包丁

 結婚式に出ると引き出物としてカタログ本を頂くが、最近は葬儀に出てもやはりカタログ本が送られて来る。欲しい物が無いので品物選びに困ってしまう。
 先日、堺市で造られている包丁が届いた。包丁なら場所をとらないし、何本有ってもいいだろうという思いで選んだ。
 商品の説明書きに書かれた冒頭の文章が気に入った。
 「包丁が贈り物に選ばれるのは、<未来を切り開く>と言う意味があるからです。包丁は結婚式のケーキ入刀など新しい門出に縁起物として使われます! 包丁を頂いた方の<未来を切り開き幸せ>を願って贈ります!」
 しかし、何故、堺市なのであろう? 調べてみると、江戸時代にポルトガル人が煙草をもたらし、その煙草の葉を切るために刃物造りが始まったが、煙草の葉を切る機械が出来た後は、包丁造りへと生まれ変わったそうだ。日本人の未来を切り開く知恵は止まることを知らない。
 堺の職人達は、「SAKAIからSEKAIへ」を目指しているとのことだ。