タイの生姜茶

 先週、指輪先生(อ.แหวน)から乾燥した生姜茶をいただいた。指輪先生は現在、お住まいである大学の寮の中で、タイ料理やタイのお菓子を作り、一人で楽しんでおられる。
 「先生、この生姜茶も寮でお作りになられたの?」と尋ねると、前回、タイに帰省した時に作ったものだとのこと。それを聞いて、日本の生姜ではなくて、タイの生姜(ขิงไทย)であることに、私は興味を示した。
 このところ、東京は日照不足が続いている。太陽を見ないと、なんだか元気が出ない。そこで、昨日はタイの生姜茶を試してみることにした。
 「とびきり辛い。体どころか、頭の隅々まで効く、効く!」という感想が第一だ。これまで飲んでいた日本の「しょうが湯」には、砂糖、ぶどう糖、澱粉、等が入っているが、タイの生姜茶は生姜だけで勝負。タイで一番辛いと言われているあのネズミの糞の唐辛子(พริกขี้หนู)に負けていない。さすが、ขิงไทย(キング・タイ)だ。