気合がいいおにぎり屋

昨日は寒かった。雨が降り、しかも、風が斜めから吹いて来たので、土地勘が無い場所でバスを待っているのがつらかった。しかし、高齢者の多くが静かに待っていたので、私も10分ばかり、自分の忍耐度をためすために立っていた。
 仕事は2時間で終わり。寒いので早く帰宅したかったが、時間が中途半端なので、大塚駅で降りて、行列ができるおにぎり屋へ行ってみた。店に入るやいなや、年齢差にばらつきがある店員4名が一斉に大きな声をかけてきた。気合十分だ。
 初めて入った店だが、おにぎりを握るのは80歳くらいのおじいさん。握りながら、「どうぞ、何でもご注文くださいよ」と言いっぱなし。鮨屋なら黙って握るが、おじいさんはその反対。彼は一日につき、いったい何個のおにぎりを作るのであろうか?
 ほかの従業員達も心からの声で客をもてなしながら、自分たちにも気合を入れる。午後4時頃の中途半端な時間帯であっても、彼らは元気いっぱいで店を盛り上げる。気合が大事。そして、大きな声は元気の素なり。

「タイ語入門 金曜日18:30」 新規開講!

3月1日より、「タイ語入門 金曜日18:30」を開講した。生徒はわずかに女性2名だけ。彼女達の強い希望を聞き入れての開講である。
 お二人は高田馬場に在る日本語学校の教師だ。タイ人の生徒が在籍しているからという理由でタイ語を習うのではなくて、単にタイが好きだからという理由で入会された。とても教えやすいという印象を受けた。彼女達が語学教師であるからであろう。
 第一課の「発音と声調」をわかりやすく指導すると、ぐいぐいとついてきた。見学に来られた時、『タイ文字練習帳』をお渡しし、「点線で書かれたタイ文字をなぞって書いてみてください」と言ったところ、興味を持って書いて来られた。勉強意欲たるや満々。
 タイ語の単語も少しばかりご存知であった。単語+単語で新しい意味の合成語になることを教えると、「おもしろい!」と声を上げた。
 語学の上達度は興味や関心の度合いによって決まる。そして、持続する情熱が肝心。