91歳の女性

 泰日文化倶楽部が入っている雑居ビルに、独り住まいの高齢者が二人(男性と女性)おられる。そのお二人とエレベーターホールでお会いすると、積極的に声をかけてあげることにしている。特に、女性とは立ち話をして、健康へのエールを送ってあげる。先日、彼女はこう言った。
「娘が自分の家の近くに介護施設を予約してくれており、いつ行ってもいいことになっていますが、私は行きません。施設に入ったら、買物に行けなくなりますからね」
 彼女の御主人は税理士(นักบัญชี)であられた。7年前に他界されたが、かつて私はそのご主人と一緒に管理組合の理事をしていた。したがって、税理士事務所にもお邪魔したことがあるが、その際、奥様がしっかり計算をしておられる姿を見た。
 15年後の今、彼女は91歳。もうすぐ92歳だそうだ。一回も骨折をされたことがないとのこと。骨格が強いのであろう。
 いずれにせよ、数字に強いことはいいことだ。まだまだ一人暮らしはできる。
 ひるがえって語学を習う我々は単語を覚えることで脳を鍛えよう。そして、90代を目指そう。