高崎だるまの女性職人

今朝、NHKのニュースで高崎だるまの女性職人のことが放送された。その女性の名前は中田千尋さん(29歳)。4代続くだるま工房の娘さんだそうだ。
 私が感心したのは彼女が独学で英語と中国語を習得し、だるまを売り込む場面において、彼女の熱意が多くの外国人を惹きつけていることだ。インスタグラムを見た多くの外国人(年間1万人)が高崎に足を運んでいるとのこと。ニュースの中で紹介された客はタイ女性であった。
 語学と商売が合体すると、勉強にも弾みがつく。単なる趣味だけで勉強している程度では上達度が遅い。彼女のように商売繁盛を願うと、おのずから語彙数を増やそうとしたり、新しい文型を駆使したいと思うようになる。
 蘇州で行われた催事で「高崎だるま」の素晴らしさを中国語で積極的に喋る中田千尋さんに対して、中国人が言った。「彼女のアピール度はすごい!」