煤 と 埃

 今朝、Eテレの俳句の番組を見ていると、「大掃除」を兼題にした句が5句ほど紹介されたが、その中に、<煤>とか<埃>という漢字が出て来た。
 <煤>という漢字を書きなさいと言われても、おそらく私は書けない。何故なら、煤(เขม่า)を見る生活からあまりにも遠ざかっているからだ。
 小学生の修学旅行は高知であった。阿讃山脈(徳島県と香川県)を抜ける時、大小あわせて108つのトンネルが有ると聞かされた。石炭列車であったから、窓を開けていると、皆、顔が煤だらけになった。
 それにしても、煤という漢字を見ると、某、謀る、触媒、という漢字が一緒に連想されてきた。イメージがあまりよろしくない。
 <埃>という漢字はそうでもない。「俗埃(ぞくあい)」とは、「俗世間の煩わしいこと」を意味するそうだが、年がら年中、つきまとわれるものだから、適宜、応戦するしかない。