美とバランスを求めて

生け花を習ってかれこれ12年が経つ。月1回の稽古だから、腕前は遅々たるもの。しかし、器に盛られた花の美とバランスの仕組みはわかるようになった。
 編物も同じく12年経過。まだまだふぞろいの作品しかできないが、やめるとおしまいだから編物講師の家に通っている。
 茶道は2年8ヶ月経過。暗中模索だが、美と静を楽しめばよいと思っている。
 ひるがえって考えると、すべての稽古事に終わりはない。達成感は遠い先。途中経過を楽しむだけで良しとしよう。そして、美(ความสวย)とバランス(สมดุล)を求めて、日々、小さな変化(การเปลี่ยนแปลงเล็กๆน้อยๆ)と前進(ความก้าวหน้า)に喜びを見い出す。それで良し。