本の棚卸し

今日は元教え子(上智大学生)が泰日文化倶楽部にやって来ることになっている。私が大学へ出講の折り、タイシルクの洋服を着て行くことが多かったものだから、彼女は私に「タイの服飾史」について質問が有るとのこと。おそらく卒論を書くための参考にしたいのであろう。
 そこで、私は昨日、自宅の本棚を点検し、彼女にとって参考になる本を用意した。本当はたくさん有るが、全部を教室に持ち運ぶことはできない。
 私は、2011年の東日本大震災の後、本棚の本を縦に置くのをやめ、全部横向きにした。そうすれば、本がパラパラと本棚から飛び出すのが遅いであろうと思ったからである。しかし、ぎゅうぎゅう詰めにした本の中から必要とする本を取り出すのは厄介であり、あらためて本の重さを知った。
 いずれにせよ、商店と同じく、年に2回は本の棚卸しをしたほうがいいと反省。ただただ積んどくしているだけでは、どこに何が有るかわからず、探し出すのに時間がかかる。