映画鑑賞

 昨日、久々に映画館へ行った。茶道の世界を描写した『日々是好日』が私の所属している茶道教室で話題になっているからだ。
 お茶の先生の感想=私は茶道の手前がどのようになされるか、そればかりが気になって仕方がありませんでした。映画の中のお茶は「表千家」。我々の流儀は「裏千家」。かなり違っていましたね。
 中年の生徒さんの感想=私は主人公の生き方に注目。したがって、お茶のことは二の次でした。原作者と同じ世代だから、人生のつまずきに共鳴を覚えたわ。
 一番年上の生徒さん(75歳)=画面がいちいち黒でカットされる編集の仕方が気になって仕方がなかったの。
 私=樹木希林の達観した演技がすばらしかった。彼女は茶道を一度も習ったことがない。しかし、茶道講師としての演技はもはや演技を通り越して、自分のこれまでの人生を在りのままカメラに撮らせ、映像におさまった感がする。眼光がするどかった。
 映画館を出てエレベーターに乗った時、数人が映画の中に出て来た主菓子がどこの菓匠のものかを当てっこしていた。そういう観方もあるのかな…..。