ネットのタイ語翻訳

昨日、「タイ語入門 火曜日13:00」に出席された女性の生徒さんが、着席するや否や、次なる話をされた。
 「パタヤにいるタイ人の友人に、<今日から私はタイ語の勉強に行きました>という文章を、ネットの翻訳機能を使って送りました。皆さん、喜んでくださっています」
 私はその文章を見せていただいた。すると、私という一人称が、女性が使うฉัน(チャン)ではなくて、男性が使う ผม(ポム)であった。したがって、文章のおしまいにつける丁寧語も、女性のค่ะではなくて、男性のครับであった。
 私はすかさず、「これは主語の使い方が間違っています。末尾の言葉も男性用になっていますよ」と教えてあげた。
 この話を、昨夜、「タイ語初級 火曜日19:15」のクラスの男性3名に話して聞かせると、一人の生徒が次のように言った。「僕の場合はその逆です。主語が女性の私になっており、末尾も女性言葉になってしまうのです」
 困った困った。男性は男性の主語、女性は女性の主語に書き換える必要があるが、文字が全くわからない初心者には書き換える学力がまだついていない。しばし、性を気にしないでライン交換することを良しとするか…..。