『関西弁事典』

 ひつじ書房から『関西弁事典』(真田真治監修 定価6,200円)が今年3月に刊行されたそうである。
 「関西弁を対象にしたエッセイや社交用語ガイドの類は他方言に比べて圧倒的に多い。しかしながら、その全容を示す総合的な解説書、また本格的な<事典>はいまだ存在していない。本書はそのような渇望を満たすべく編纂したものである。関西弁の歴史、関西弁の地理、関西弁の位相、関西弁の変容、関西弁施策などに関して、学術的な記述を含みつつ、関西のことばに関心のある人なら誰もが手軽に利用できるよう、平易な説明を心がけた」
 上記はひつじ書房の宣伝であるが、なかなかに興味深い。腰をすえてじっくりとページをめくれば、関西地方はもちろん、関西弁の影響を受けている地方(例:香川、徳島)の人々にも納得する点が多いと思われる。