「艶」という漢字

 昨日、1本の電話が有った。5月11日から開講予定の「タイ語入門 金曜日19:00」のクラスに申込みたいという内容であった。日本語は文法的に一つとして間違いがなかったものの、日本人の日本語ではないことがわかったので、「失礼ですが、どちらのお国の方ですか?」と尋ねると、「中国です。留学生です」と彼女は答えた。
 「お名前だけ、頂戴できますか?」と彼女に言うと、彼女は自分の名前を日本式の読み方で答えた。名前の最後に來る漢字を、「えんのえん です」と言ったが、私にはさっぱりわからない。「つやのえん です」と彼女は続けたが、私の耳には「通夜のえん」に聞こえた。結局、メールで申し込んでもらうことにした。
 メールはすぐに来た。見ると、「艶」であった。妖艶な、艶っぽい、と言ってくれればすぐにピンと来たのに….。だが、それを中国人留学生に要求するのは無理かも。余談ではあるが、楊貴妃の妖艶さとは、いかばかり?