軽妙洒脱な給仕さん

 「タイ語中級 水曜日13:00」のクラスのYさんが1月にバンコクへ行かれたので、級友達が「กรุงเทพฯเป็นอย่างไรบ้าง バンコクはどうでしたか?」と尋ねた。すると彼はこう答えた。
 「クイティオ(うどん)を頼んだのに、カオマンガイ(蒸し鶏ごはん)が出てきました。そして、運んで来たタイ人からボナペティと言われました。私はクイティオではなくて、カオマンガイが出て来たことにまず驚いてしまっていましたが、ボナペティという言葉の意味がわからなかったので、ぺティが、もしかすると、辛い(เผ็ด phet)、あるいは、アヒル(เป็ด pet)かもしれないと想像しました。それにしても、とにかく解せないことばかり」
 この話を聞いて、「ボナペティ」が、フランス語であり、「召し上がれ!」という表現であることは私にはピンときた。そのタイ人は欧米人の客をたくさんあつかっているのであろう。Yさんが日本人ではなくて、欧米人に見られた可能性もある。あるいは彼がパリのレストランで働いた経験が有るのかもしれない。なかなかに軽妙洒脱な給仕さんだ。