病状をタイ語で言えるようになろう。

 昨日、半年ぶりに会ったタイ人留学生が、会う早々、体調が悪いと言った。タイから来たばかりの母親が、息子を病院に連れて行きたいと言うので、それに応じた。今日から蔵王にスキーに行くので、医者に診せて、旅行を取り止めるべきか否かを確かめたいとのことであった。診察の結果、インフルエンザではなかった。しかし、咳や鼻水、そして、痰が出ているので、薬を出していただいた。
 私はタイ人を連れて病院へ行き、通訳することに慣れているので、今回のこともすぐに応じることができた。だが、タイ人留学生は半年、日本に住んでいるので、積極的に日本語をしゃべり、医師との意思疎通も問題がなかった。私は彼が困った時だけ、助けようと横に立っているだけでよかった。
 ひるがえって考えるに、日本人がタイで体調をくずした場合、大きな病院では日本語通訳がいるから大丈夫かもしれないが、地方ではいない場合も有り得る。自分の体のことだから、タイ語で自分の症状を言えるように、今から医学用語の増強に励もう!