先日、仕事先で、「ウズベク語の通訳ができる方、知りませんか? 日本人で出来る人、いないみたいなんです」と言われた。
「それじゃあ、ウズベキスタン人に頼るしかないですね」、と私。
相手はさらに続けた。「通訳と言っても、翻訳してもらう書類もいろいろと有りますから、日本語の文章が書けないと困るんです」
それを聞いて、通訳は話したり、答えたりする能力だけでは足りず、日本語の学力が必要とされることを改めて思い知った。
仕事先で翻訳する場合、漢字を忘れたからと言って、スマホでチェックすることはできない。何故ならば、スマホの使用が禁止されているからである。
日本人でも日本語の文章を書くのに四苦八苦する。ましてや、外国人をや。いずれにせよ、語学力を向上させるには、話す、聞く、読む、書く、の能力を相互に高め、かつ、スピード感を求められるということだ。