青森旅情(2)

ホテルが無料で提供している読売新聞(6月27日付け)の青森版を読むと、「八戸市営書店 本領発揮」という見出しが飛び込んで来た。副見出しは、「専門書充実■売り上げ予想以上」。
 町から書店が消えて行くのを憂慮して、八戸市が市の中心部に半年前にブックセンターを開いたそうだ。どんな書店か気になったので、昨日(6月30日)、仕事が終わった後、行ってみた。書店の建物も雰囲気も実にしゃれていた。
 「一般の書店で手に入りにくい芸術や自然科学などの専門書を充実させているのが特徴で、予想を上回る売り上げを維持している」という記事は事実であった。ただし、タイ関連の本は無かった。
 八戸市は運営費(年6千万円)を負担するそうだ。売り上げ(予想)の2千万円を差し引いても、4千万円は赤字だ。しかし、城下町である八戸市には良書を求める人々が多いと感じ取れた。