昭和23年創業の書店

 昨日、目白駅近くの書店の前を通ると貼り紙がしてあった。
 「閉店のお知らせ 誠に勝手ながら7月25日をもちまして閉店させて頂きます。 昭和23年創業以来長きに渡り御愛顧頂き心から感謝を申し上げます。野上書店」
 そして、ガラスドアに貼られた3枚の白紙には、数千人の目白の住民が思い思いの感謝の言葉を書いていた。白紙はすでに白い部分が消え、色々な色に埋まり、世界に一つしかないアートになっている…….。
 ああ、また書店が消えた。昭和23年と言うと、1948年。69年間、目白に「知」を届けてくれた書店が消えた。