神楽坂交差点のバス停

昨日は午後3時で仕事が終わったので、神楽坂へ遊びに行くことにした。理由は、2日前に放映されたテレビの街歩き番組で、神楽坂界隈が取り上げられたからである。
 私のお目当ての店は、与謝野晶子がよく買いに来ていたという和装のための袋物・履物・傘を扱う「助六」であった。1910年(明治43年)に創業されたそうだから、今年で107年とのこと。着物姿のご主人は凛としておられた。店内には、「撮影禁止」の貼り紙。外国人観光客も含めて、いろいろな人が店に入って来て写真を撮るのは御免こうむりたいということであろう。
 買物をしているうちに、荷物が重くなった。さて、帰りはどうしよう。神楽坂交差点まで出ると、すぐにバス停が見つかった。やれやれと思って立っていたが、私以外、誰もやって来ない。そこで時刻表を見ると、何と一日に6便しかないではないか。しかも夕方5時以降は全く無し。これだけ賑わっているというのに….。よく見ると、すぐそばに大江戸線の入り口が有った。地下鉄に乗れということか。