招き猫

 今日は「猫の日」。猫を商売とする業界はテレビでコマーシャルを盛んに流している。マンションではペットが飼えない規約になっているので、私の場合、招き猫で我慢している。
 都内を歩くたびに瀬戸物屋を覗いているが、さすが招き猫とあって、店頭に飾られている。いいなあと思うものはやはり高額だ。我慢して買わない。何故ならば、20年前に買った招き猫が新しいものを見て嫉妬するからである。
 原宿の陶芸教室では、毎年、暮れになると、招き猫の形をした物体に、自分で思い思いの絵付けをする「招き猫選手権」がある。原宿とあって、若者が若者らしさの発想で鮮やかに、あるいは、可愛く絵付けしているのを見て、江戸時代の絵付けとはまるで違う発想や色づかいに面白さを発見。
 私はその焼き物教室が発行している<招き猫いろいろ>のちらしをもらって来て、冷蔵庫に貼っている。毎朝、紙の招き猫に手を合わせていると、これはこれで御利益いっぱいなので、あら不思議。