帯揚げ と 帯締め

 明後日の25日に、今年最後のお茶の稽古がある。奄美大島の着物を着ようと思っているが、それに似合う帯揚げが無い。そこで、昨日、ネットで調べた王子の呉服屋さんへ行ってみた。店には老夫婦とお嫁さんがいた。
 持参した大島の端切れと青い帯締めを見せながら、「あのー、青系の帯揚げがほしいのですが….」と言うと、奥さんがすかさず言った。「帯揚げはグレーのほうがいいですよ。そのほうがおしゃれです」
 私はその助言に従って灰色の帯揚げを買った。それには模様がついていた。それがなんと招き猫であった。「大入」と書かれた非常に目出度い漢字も気に入った。
 奥さんはさらに勧めた。「同じ着物でも、帯揚げと帯締めを赤系にすると、遊び感覚が出てきますよ」
 そこで赤系もついでに買った。帰宅して帯締めを見ると、中国製であった。今や、日本で売られている着物や小物は中国やベトナム製が多くなっていると聞いてはいたが、なるほど帯締めもそうか….。