言の葉、はらはら

 今日は秋分。目白通り沿いの銀杏の木から銀杏が落ちている。そして、どんぐりもコロコロ、転がっているではないか。長月の長雨は残念。だが、あと一週間の辛抱だ。
 私は料理をほとんど作らない。というよりも、作って、いざ食べようとすると、仕事の電話が入る。よって、作ることはもうあきらめている。しかし、今日はカレーでも作ろうと思い立ち、朝4時半、鍋をガス台に置いた。ガス栓をカチッとひねった時に、携帯が鳴った。仕事だ。すぐにガスを消して、始発の電車に乗って出かけた。
 通訳はあらゆることにアンテナを巡らしておく必要が有る。そして、言葉の勉強が好きでたまらないことが肝要だ。さらに大切なことは、人間が好きだということ。外国語であれ、我が母国語の日本語であれ、覚えるべき言葉はいくらでもある。今年の成果は果たしてどの程度?、幹を太くし、枝ぶりを整え、たくさんの「言の葉」をつけたであろうか。
 えっ、何? はらはらと落ちる一方? それはいかん。早く拾いなさい。えっ、もうだめ? ぐじゃぐじゃに踏みつぶされている? では、来年の春まで待とう。それまで栄養補給をして、2017年に期待しよう。