火災報知器

一昨日の土曜日、「タイ語中級 土曜日14:15」のクラスを教えておられるミカン先生が、息せき切って教室に現れた。いつもよりも顔色が悪い。
 「遅れてすみません。家から出ようとすると、เครื่องดักควันが鳴ったんです」
 เครื่องดักควันとは、เครื่อง(機械、器械)+ ดัก(待ち伏せする)+ ควัน(煙)=火災報知器のことだそうだ。
 この単語は初めてである。滅多に使うことが無い単語はなかなか覚えないものだが、ミカン先生の驚いた表情が印象的であったので、もう忘れない。
 タイ語初級者なら、เครื่อง を使った単語を10語はすでに習ったと思う。それらを書き出してみよう。そして、すらすら書けたら、さらに10語を調べて追加しよう。語彙数の増加をはかることは、語学の勉強の基本的な作業である。