「吉」が出た小鉢

武相荘にはミュージアムに行く手前に瀟洒なレストランが隣接されていた。遅いランチであったため、客は私一人。昭和のレトロムードがたっぷり。
 松花堂弁当を注文した。説明しきれないほどの具材。和洋混合のおかずの取り合わせに大満足。有田焼とおぼしき或る一つの小鉢を食べ終わると、「吉」なる漢字が底に現れた。なんとも目出度い。器に仕掛け! こんな愉快な食事は初めてであった。
 7月も今日で終わり。いよいよ夏本番。私自身は年がら年中、忙しい。しかし、「吉」を信じて、明日からも東奔西走だ。