日本で生まれたミャンマー児童に言語教育

「アジア女性のための生け花教室」は、2007年1月から開講した。あと8ヶ月もすれば、満10周年になる。
 このクラスに最初から参加しておられる日本女性のHさんは在日のミャンマー人達の中では知る人ぞ知るという存在である。
 そのHさんが一昨日のお稽古を早めに切り上げ、何やらそそくさとお帰りになってしまわれた。
 「3時から、ルビー(ミャンマー料理店)にやって来る日本で生まれたミャンマーの子供たちに日本語を教える手伝いがありますから」
 というのが理由であった。そのミャンマー料理店では、母国語であるミャンマー語の授業も実施されている。しかし、日本で暮らすには日本語もきちんと習ったほうがいい。言葉ができれば、問題が起きた時、自信を持って主張ができる。犯罪に巻き込まれることからも逃れられる。そして、書類が読めることは大切だ。言葉は何語であれ、頑張って勉強したほうがいい。