「老いるタイ」という見出し

 昨日、朝日新聞朝刊の国際欄に、大きな見出しが躍っていてドキリとした。
「老いるタイ」
 いったい何事かと思って記事を読むと、タイの高齢化率(65歳以上人口の比率)が国連統計(2015年)によると10.5%、したがって、あと20年余りで現在の日本の水準に達するとのこと。
 この予測に対して、マヒドン大学人口社会研究所のプラモート・プラサークン名誉教授の言葉が添えられている。「タイは、富む前に老い始めた」
 バンコクへはしばらく行っていない。モダンなショッピングセンターには全く関心なし。タイ人の懐(ふところ)ばかりが気になって仕方がないからだ。
 タイ人の生活レベルが上がったのは認めるが、外国資本に踊らされている状態では、タイ人のお金は浪費されるだけ。
 田舎の人達が日本に出稼ぎに来る現象が増えたのは1990年以降だ。出稼ぎには諸問題が伴う。お金がいいというだけで日本に働きに来るタイ人。最近は十分な教育を受けた人も日本に来ている。
 タイの社会問題、そして、社会構造の急速なる変化は、これからも報道のネタになり続けることであろう。