タイ人からの呼ばれ方

 初めて会ったタイ人は私のことを、「พี่ ピー 年上」と呼ぶ。年上の人を呼びかけるには無難な呼び方だ。だが、私が先生をしていることを知っているタイ人からは、もちろん「อาจารย์ アージャーン 先生」と呼ばれる。
 ところが、数年前から、「ป้า パー 伯母さん」と呼ばれるようになった。私の年齢から言って、これまた受け入れざるを得ないのは当然なことであろう。
 そして、最近は、「แม่ メー お母さん」と呼ばれることのほうが多くなった。何の血縁関係も無いタイ人から「お母さん」と呼ばれるのはいやではない。むしろ、親しみがわいていい。ああ、このくらいの息子や娘がいるといいなあと思っている。
 そのうち、「ยาย ヤーイ おばあさん」と呼ばれることになろうが、願わくばそういう日が来るのは、どうかあと10年後であってほしい。