韓国語の原稿用紙

 先日、MHKの「BSワールド・ニュース」で韓国のニュースを見ていると、韓国人がハングルを原稿用紙に横書きしている場面が有った。PCやスマートフォンもいいけれど、それに疑問を懐き始めた若者もいるとのこと。「待てよ、手書きで書く昔のスタイルを再開したい」、というわけだ。
 私が不思議に思ったのは、原稿用紙である。なんと、日本人が使っていた(いる)ものと全く同じだ。それを見ただけで、郷愁を覚えた。そういえば、文房具屋さんに原稿用紙をよく買いに行ったものだなあ……。
 ワープロを使用することになってから、原稿用紙とさよならした。御高齢の有名作家はいまだに特注の原稿用紙に書いてはいるけれど、60歳以下の作家はもう皆、PCを使って原稿を書いている。高級万年筆を何本も使い古す必要もない。 
 しかしながら、時には昔のスタイルに戻るのもいいなあと思う。世の中がゆっくりと観察できるのではなかろうか。