フランスのニュースから

今朝、NHKBS放送でフランスのニュースを見ていると、パリ市内で警察官に追われた若者達が理髪店に逃げ込み、店主を人質にとって脅している映像が流された。だが、店主は機転をきかし、こう話しかけた。
 「私はあと半年すると65歳。仕事を辞めて、年金生活に入る予定だ。私にのんびりした生活をさせてくれよ」、と。
 そして、怪我をしている犯人の一人に向かって、「止血してあげようか。さもなければ、大変なことになるからね」と、おだやかに話しかけた。
 すると、怪我をしていない若者が言った。「そうだよ。止血してもらえよ」
 その後、店外に出たところで逮捕され、事件は落着。
 理髪店の店主が犯人達におだやかに話しかけたことが効を奏した。だが、非常時、果たして、彼のような態度がとれるかどうか?
 タイで危険な思いをした時、犯人達に機転の効いたことがタイ語で言えるように、日頃から役に立つ表現を学んでおこう!