教師とは

 昨日をもって、泰日文化倶楽部に於ける2014年の授業は無事に終了した。
 さあ、今日から年賀状書きだ。今年頂いた賀状をチェックしていると、大好きな先輩で、短歌を詠まれるTさんが次なる歌を書いておられた。
 - 鉛筆の少しも動かぬ児に気づき 急ぎ近づく 今日は先生 -
 Tさんは小学校教師をしておられた。退職されてかれこれ9年。短歌を詠まれた背景として、「地元の小学校のアフタースクールの算数教室に志願し、少人数の児童に個人指導をしました」と書いてあった。
 久しぶりに指導をされた先輩の喜びが伝わってくるが、私にはこの歌から、教師として在るべき姿を観る思いがした。
 教師には受け持っている生徒の様子をよくとらえる眼が要求される。そして、救いの手を差しのべる愛情が必要だ。
 タイ語に話を戻すとするならば、口を開けていない生徒には、すかさず口を開けるように指導し、発音が上手になるように反復させる忍耐が要求される。