やっぱり英語

 先日、授業が始まる前に生徒の一人と話をした。彼はこう言った。
 「やっぱり英語の勉強が必要だと思います。企業の場合、いつ外国人の社長がやって来るかもしれない時代です。<さあ、今日からは英語で会議をしましょう>と言われてでは間に合いません」
 私は彼がどこに勤務しているのか知らなかった。彼は私に名刺をくださった。それを見て驚いた。有名な製薬会社の名前の中に、財閥系の名前が入っていたからである。統合されていたことを初めて知った。
 彼はさらに続けた。「さらなるビッグな会社が統合してくるかもしれません」
 新聞を読むと、アベノミクスの恩恵を受けた会社といえども、収益において明白なる上下がついているという。とすると、さらなる弱肉強食が繰り返されるというわけだ。
 タイ語はマイナー、英語はメジャー。しかし、タイ語を勉強する方達はビジネスとはそれほど関係が無いから、のんびり、楽しく勉強しようではないか。何語を勉強しても、語学センスはつくと思う。