錦織選手の英語

錦織選手は残念ながら負けた。だが、コート上でのインタビューに答えた彼の英語は簡潔でいて、たくさんの内容がきちんと盛り込まれており、とてもすばらしかった。14歳からアメリカへ行っているのだから上手なのは当たり前だが、試合の相手を称え、自分を支えてくれている方達への感謝の気持ちをとても自然に話す彼は実にすがすがしかった。
 テレビの解説を聞くと、彼の「チーム K」のスタッフの中には英語教師までもが加わっているとのこと。なるほど、勝った時も負けた時もインタビューを受けるわけだから、どのように答えるか常に語学訓練を受けているというわけだ。
 語学がうまいと自分自身が楽しい。それには、常日頃の訓練が必要だ。こつこつ外国語を勉強して、語学力を鍛え、ここ一番という時に、語学貯金をはたく。そして、また、精進を繰り返す。
 ひるがえって考えてみると、語学の勉強はどこででもできる。最近は勉強手段が豊富でいくらでも有るわけだから、自分に合った方法をみつけ、語学を楽しもう!