101歳の看板娘

 昨晩、「タイ語初級 火曜日19:00」のクラスの生徒さんが、招き猫のもなかを買って来られた。豪徳寺に因んだ招き猫として、有名な和菓子だそうだ。
 私の場合は、先日、立ち寄った北区の甘味屋のおばあちゃんが忘れられない。店の御主人に「おばあちゃん、何歳ですか?」と尋ねると、「101歳。昔は看板娘だったんですけどね…」という返事。
 そうはいうものの、ものすごくシャキシャキしている。むしろ、息子である御主人のほうがよぼよぼに見えた。
 101歳のおばあちゃんの仕事は店頭販売をしている赤飯やおいなりさん、そして、団子や草餅を買いに来るお客さんが来ると、店の奥にいる家の者に対して、「お客さん!」と言って、いち早く知らせることである。彼女の一点を見つめる集中心たるや、いやはやすごいの一言である。彼女の気迫にあやかろうと思って握手をさせてもらった。
 午前中にそのおばあちゃんを見たが、同じ日の夕方もその店に寄ってみた。おばあちゃんは相も変わらず虎視眈々と店番をしていた。