バッグのデザイナー

泰日文化倶楽部に1年前から入会されたKさんはバッグのデザイナーである。ロンドンの芸術大学で学び、帰国後は、TOMOO というブランドを起ち上げ、感性豊かなバッグを創作し続けておられる。タマサート大学からの招聘を受けて、講師として5年、バンコクにも住まわれた経験がお有りなので、タイ語はかなりおできになる。
 先週、彼女のバッグを級友が買ったらしく、それを見る機会が有った。日本の着物の生地と、タイの少数民族が愛用している生地の両方を使ったバッグを見て、その発想に感心した。見事な融和であった。
 着物だけだと地味めだ。そこにエスニックを取り入れると、可愛くなる。そして、日本で縫製しているから仕上げが非常に丁寧である。このバッグだと、街の中でも一目置かれること間違いなし。