ナズナ(薺)を食す

 2014年もそろそろ半分が終わる。1月7日は「七草粥」を食べる習慣があるが、疲れてきた胃を休ませるために、昨晩は医食同源を基調とする中華料理店へ行った。そして、ナズナと豆腐が入ったスープを注文。さわやかな気分になった。
 ネットで調べると、「医食同源」という言葉は日本で造語されたものであり、本家本元の中国では「薬食同源」というらしい。
 ところで、「ナズナ」は「ペンペン草」のことだが、漢字で書くと「薺」と書くということを初めて知った。草冠の下に、「齊」という漢字が組み合わされていることから見ても、いかにも精進料理に通じる感がある。
 昨晩、中華料理店には私と友人以外、他の客は全く現れなかった。店主は言った。「みんな、早く家に帰ってしまったと思うよ。明日5時からのサッカーを応援するためにね」
 そう言いながら、黙々と餃子を作っている。彼は教えてくれた。「中国では、薬を嫌う子供に薬を飲ませる時、餃子の中に薬を混ぜ込めるんだよ」