タイ語とベトナム語の合同クラス

泰日文化倶楽部では、月曜日の夜、806号教室で「タイ語初級 18:00-19:30」、そして、707号教室で「ベトナム語入門 19:00-20:30」を開講している。ところが、何としたことか、私が806号教室の鍵を忘れてしまった。家に取りに帰るには寒い。そこで、生徒達にお願いして、707号教室で合同授業をすることにした。ただし、タイ語とベトナム語の授業時間がかぶるのは、19:00から19:30のわずか30分だけである。したがって、生徒達も、そして、講師達も、快く了承してくださった。
 教室は広いし、イスはたくさん有るので全く問題が発生せず、安心した。面白かった点は、早めにいらしたベトナム人講師がタイ語の発音に耳を傾け、聞いたタイ語を小さな声で鸚鵡返しに発音していたことだ。彼女の語学に対する飽くなき姿勢を見て、彼女が何故、日本語が格別に秀でているのかがよくわかった。
 タイ語とベトナム語の同じ教室内に於ける30分対決。このようなことは、今後、2度とは無いであろうが、実に興味深かった。判定者としてクラスの盛り上がり度を採点するならば、ベトナム語が85点、タイ語が80点。すなわち、ベトナム語のほうがややリードしていた。タイ語の生徒達、頑張れ!