留学生の部屋探し

昨夜からベトナム語のクラスが再開された。ベトナム語講師から豆菓子とインスタント・コーヒーのお土産が生徒達に渡された。ベトナムでトップ・ブランドのインスタント・コーヒー。今朝、飲んでみたが、確かに美味しい。
 ところで、ベトナム語講師は悩みを抱えていた。それは、4月から大学の夫婦寮を出なければならなくなったために、部屋探しをしているが、初めての経験だけに、思うように事がはかどらないということだ。「今日、不動産屋に案内されて物件の下見に行きました。大変に気に入ったのですが、いろいろとありまして…..」
 東京に於ける留学生の部屋探しは本当に大変だと思う。2月中に見つけないと、3月では遅いであろう。何故ならば、地方から新しい大学生がやって来るため、日本人学生達におさえられてしまう。それに大家達は東南アジアからの留学生にはあまり貸したがらないからだ。
 政府は留学生を増やしたがっているが、あまりにも寮が少なすぎる。有ることは有っても、期限つきだ。次から次にやって来る新しい留学生達にも機会均等のチャンスを与えているからである。
 いずれにせよ、東京の住居費はあまりにも高い。何とかならないものかと思うが、何ともならない。それが東京だ。