マイペンライ 対 De rien

泰日文化倶楽部でフランス語講座をやっているということで、大変に珍しがられている。だが、何語でも開くつもりである、希望者がいる限り。
 今週から新しいフランス語講師を招いて、ギア・チェンジをした。前の講師は留学生。日本語がめちゃくちゃに上手であった。しかし、新しい講師は落ち着きのあるマダム。我々生徒との共通語は英語だ。フランス語会話と英会話の両方を習っているようで、とてもお得感がする。
 第1回目で教わった表現のうち、とても印象に残ったのが、「De rien」。タイ語のマイペンライに相当する。De rien は、ドリアンに聞こえるのでとても覚えやすい。
 フランス語にアンテナが行くと、電車に乗っていても、フランス語が聞こえてくるようになった。東京は本当にいろいろな国の人が来ているんだなあと、つくづく思う。大変に刺激的である。
 だから、その環境を活かして、日本人はもっと語学を勉強すればいいのに。目(教科書)で勉強するのではなくて、耳と口で勉強するほうがいい。せっかくネイティブの講師を招いているのだから、そのネイティブにぶつかっていかないと。彼らに日本語の勉強をさせてはいけない。我々生徒は大いに貪欲になるべし。