古着屋 と ベトナム人

何も用事が無い時は、早稲田松竹映画館に飛び込むことにしている。昨日も午後から飛び込んだが、ほとんど寝てばかりであった。唯一、起きてしっかりと見たシーンといえば、昨年行ったサンフランシスコの光景だけ。
 2本立ての映画が終わって外に出ると、映画館の反対側に新しくオープンした古着屋をみつけた。中に入ると、かなりの広さが有り、ところ狭しと古着が吊り下げられていた。売っている古着はほとんどが中国製か韓国製。
 古着が発する独特の哀感を感じていると、すぐ近くで若い娘2人がそれはそれは嬉しそうに古着を物色している。まるで、デパートで新品を買うかのごとく。ベトナム人であった。おそらく留学生であろう。これから寒さに向かう折り、しっかりと冬支度をしておきたいのであろう。
 他にも中国人達がいたが、買物かごいっぱいに古着を入れて、レジで待っている。1枚¥300~¥500の洋服を、10枚くらい買うみたいだ。あまりにも安すぎるので、店主はテナント料を捻出できるのであろうかと、余計な心配をしてしまった。
 昨日の雑感=古着屋はアジアの言葉が飛び交う場所なりが